2007-01-01から1年間の記事一覧

北斗の拳 (アメリカで制作した実写)

漫画「北斗の拳」の実写映画 なんか原作の無い、単なる世紀末格闘物のように見える。 全然力のこもってないパンチを連打すると北斗神拳らしい。 CGで頭が爆発する。 声だけはアニメと一緒。 凄い違和感。 ケンシロウをやってる売れてない荒んだ俳優は誰なん…

リベリオン

クリスチャン・ベールっていわゆるソフトマッチョだよなぁ。 あの辺がたぶん理想形なんだろうね。 ストーリー ディストピア的な厳しい管理が布かれた社会、人々はプロジウムという薬で感情を抑えられ、 感情を揺さぶる芸術や、感情を持つことそのものも違法…

さくや妖怪伝

昔見てあまりに酷かったんだが再度観るとそれほど悪くないんじゃないかと思えてくる。 「デビルマン」「CASSHERN」「あずみ」なんていう酷いのを結構観てるからかな。 「あずみ」は主人公の上戸彩が余りにも酷くて、刀がぷるっぷる震えてて、殺陣もろくにこ…

シベリア超特急

シベ超。 はっきり言って全然面白くない。 かといって伝説的クソ映画というレベルでもない。 演技はこの上なくくそで、衣装もわざとらしい。(JUNKO KOSHINOだそうな) 乗車手続きで全員の顔と名前を表示。 ここまで露骨に登場人物紹介をされるとなんとも。 出…

王立宇宙軍 (オネアミスの翼)

初期ジブリ作品に匹敵する品質を備えた本格的SFアニメーション。とか言うと言いすぎ? 1987年公開。ちょっとアダルトなシーンが挟まってたりして、全然売れなかった。 制作は映画の為に設立されたGAINAX。「新世紀エヴァンゲリオン」の。 20代を主力として(…

雲のように風のように

新潮社の「日本ファンタジーノベル大賞」の第一回大賞受賞作品「後宮小説」のアニメで、テレビ映画。 原作の著者は酒見賢一。 この作品で直木賞候補にもなっている。 現在公開中のアンディ・ラウ主演、「墨攻」の原作の原作となる小説も書いていて、中国史を…

リターナー

映画史に燦然と輝く傑作「ジュブナイル」と同じ人物が監督を務めている。 ご都合主義で日本人的ドラマ満載、合成しましたよ!って言わんばかりの重量感の無いスカスカのCGで、ベタベタな「これで感動しちゃうでしょ?」って狙いすぎのシーン山盛りの、あの「…

メトロポリス (古い実写映画)

1926年制作、ドイツのサイレント映画。 監督フリッツ・ラング(1890/12/5-1976/8/2)、 主演ブリギッテ・ヘルム(1908/3/17-1996/6/11)。 フィルムが散逸していて、いくつかバージョンがある。 完成時3時間、公開時2時間半。 現在観られるDVDでは2時間程度…

JM

原作はギブスンの短編の一つ「記憶屋ジョニィ」。 JMはこの記憶屋ジョニー・ネモニックのイニシャル。 ウィリアム・ギブスンは「ニューロマンサー」という作品でサイバーパンクというSFのジャンルを作ったといっても過言ではない作家。 「マトリックス」シリ…

死霊の盆踊り

圧倒的駄作。 開始直後、深夜の道路を車で疾走するシーン。 車の中は暗い。確かに暗い。 「ねぇあなた、怖いわ」 って感じのシチュエーション。 でも、外から車を撮ってるシーンは昼。 どう見ても昼。 なんで夜間のシーンなのに昼に撮影をしてるのか。この人…

ラ・ジュテ

1962年のフランス映画。 29分。 個人的には、SFとして良い悪い、という判断からはやや外れる。 それは何故かというとその実験的な作り。 ほぼ全面静止画。 タイムマシン物。 描かれ方はあまりハードSF的ではないのかもしれないが、当時としては無理をせずリ…

リザレクション

韓国映画、ジャンルは一応SF。 「マトリックス」ウォシャウスキー兄弟、「イノセンス」押井守に続く新たな才能が韓国から誕生! とパッケージに書いてある。 ストーリーはマトリックスとアヴァロンから少し引っ張ってきてる。 それ以外の付け足しの部分があま…

マイノリティ・リポート

原作はフィリップ・K・ディックの同名短編。 最初、マイノリティ・リポートのCMを見たとき、フィリップ・K・ディックによる原作があることを知らなかったので気にも留めなかった。 CMがトム・クルーズのアクションシーンだったのでありがちな軽いSFだと思…

スターシップ・トゥルーパーズ

SF界の金字塔「宇宙の戦士」(ロバート・A・ハインライン)の映画版。原作はハードなSFモノで、厳しい厳しい訓練に耐え、酷い戦闘に耐え、海兵隊(宇宙のね)として成長していくリコの物語。 なんだけど・・・。 映画は全然違う。 原作では軍国主義的、戦争賛…