原作はフィリップ・K・ディックの同名短編。
最初、マイノリティ・リポートのCMを見たとき、フィリップ・K・ディックによる原作があることを知らなかったので気にも留めなかった。
CMがトム・クルーズのアクションシーンだったのでありがちな軽いSFだと思ってた。
原作→映画という順番で触れたが、原作ではかなり複雑だった話が骨子はそのまま持ちつつ簡略化されていた。
ディストピア的未来に、三人のプリコグの予知といういかにもSFらしい舞台装置を使った、単なるサスペンス映画とも取れるけど、映画としての完成度は高く良くまとまっていたと思う。