映画史に燦然と輝く傑作「ジュブナイル」と同じ人物が監督を務めている。
ご都合主義で日本人的ドラマ満載、合成しましたよ！って言わんばかりの重量感の無いスカスカのCGで、ベタベタな「これで感動しちゃうでしょ？」って狙いすぎのシーン山盛りの、あの「ジュブナイル」ね。
ということで、僕の知り限り多分「世界で一番棒セリフ読みな映画」。
はっきり言って金城武は好きな俳優なんだけど、どうしても耐えられない。
ベタベタな歯の浮く台詞を棒読み。
学芸会かよ。
ストーリーはありきたりな過去に戻って世界を救っちゃうぜ！っていうSF。
「ターミネーター」シリーズね。
特にひねりは無い。
なんか半端に中国語をしゃべる酷く演劇畑っぽい過剰な演技をする敵役(他の連中も演技過剰だけどね）に対するはどう見ても学芸会レベルの金城武。
どう見てもギャグ。
で、ワンシーンだけ凄い良かったところがある。
加速装置(009かよ)使って走って行ってサマーソルトするところ。
アレはかっこ良かった。
