「本好きの下剋上」というライトノベル

オーディブルで聞き始めてみたが、キャラクター造形が受け付けないのはともかくとして。

 

主人公が超本好きキャラなのに中世に対する知識の違和感がすごい。

中世(少なくとも印刷技術がない)の世界に転生したのに、明らかに貧しい一般家庭に本があって当然と考えていたり、買えると考えていたり、そもそも家族が文字が読み書きできると考えているのが違和感が強すぎて聴くのをやめた。

超低い識字率の世界で、字が書ける高い階級の人間が高価な紙に手書きで書き写すしかないだろうに。

なぜそんなに簡単に手に入ると考えるのか、違和感が強すぎる。

 

これは地球であろうが異世界であろうが関係なくて、それなりに知識があれば生活感から「この世界における本はおそらく非常に高価なものだろう」と気付かないとおかしい。