ユートピア

トマス・モア
岩波書店

ユートピア (岩波文庫 赤202-1)

ユートピア (岩波文庫 赤202-1)

ディストピア物が好きなので原点に当たってみた。
聞いてた通り、理想主義的な共産主義だった。
理想主義的すぎてリアリティに難がある(全体主義国家でみんなが勤勉に六時間働けば資本主義に勝てるって、んなわけない)が、後ろの解説読んだらすっきりした。
宗教の扱いとか、変な部分もちゃんと説明されている。
という事でトマス・モアについて詳しくないなら解説から読むと良いでしょう。
解説読んで思ったんだけど、本編よりもトマス・モアの伝記の方がよほど面白そうだ。