羽根田治
ヤマケイ文庫
ヤマケイ(多分雑誌「山と渓谷」を出してる出版社?)の出してるドキュメンタリーシリーズの一冊。
どのように遭難し、どのように生還したかが淡々と記されている。
劇的に飾り立てられている事もないし、何か明確に行動して助かるわけでもない。
寒さや、睡眠、食料の不足で皆みるみる衰弱していく。
何がこの方達と亡くなったかを分けたのかは、やはりよくわからない。
行き先を告げて登山計画を出したら後はいかに安全を保ち、消耗を防ぐかが遭難の鍵のようだった。
もちろん私は山は登らないのであくまで本を読んだ感想として。