ttp://sakedrink.info/657/sfの金字塔「虐殺器官」をスプラッタホラーだと思
えー、あれが金字塔なの? SF読んだことある人だったら絶対そんなこと言わない。掘り下げ低いし、科学的考証ないし。今存在しない科学技術一つ一つについて、もし存在したら社会はどうなっているだろうか? という検討が足りてない。イーガンの万物理論とかぜひ読んで欲しい。
Yahooでぐぐったら虐殺器官の作者ってインタビューでイーガンの話も出してるのね。本人的にはどうだったのかね。イーガンと自身を比べて、比べられる程度の差だと思っていたのだろうか。草野球と大リーグくらいの差があると思うのだけど。
あと、文章力的にも微妙で読んでてスプラッタなイメージが迫ってくることもない。
グロさと文章力、ハードSFとしての考証でいったら、1000対3くらいで「マウス」牧野修の方が良い。
- 作者: 牧野修
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1996/02/01
- メディア: 文庫
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