映像
すばらしい。
特に後半の盛り上がっていくところは背筋がぞくぞくした。
終ってから頭が少し痛かった。
眼鏡は映像を見てる分には切り替わりは意識しないレベル。
しばらく動かない物を見ててはじめて、ぱちぱちと切り替わっているところが見えるときがある。
科学技術
開幕でいきなり「バケットホイールエクスカベータ」みたいな自走式の掘削機が出てきてびっくり。
宇宙に出ていく科学技術なのにこんなもん使うわけないだろ。
周辺で走ってた巨大トラックは「コマツか! コマツの自走トラックか!」と妄想して楽しんだ。
宇宙飛んでた奴がそのまま地上に降りていく。例によって動力と推力に問題がありそうだ。
大気の組成が違うのに合わせてジェットエンジン開発してるのかな?
なんか無理がありそう。
ツインローターのヘリは、良く見るとそれぞれが二重反転ローターになっている。
そもそもツインローターだとモーメントの抑制は要らないから二重反転ローターも要らないでしょ。
パワードスーツはかっこ良いけど、海兵隊にパワードスーツなんて「宇宙の戦士」そのままだろ。
腕の取り付け位置はマトリックスのロボットの影響かな。
異種生命体
SFとして異種生命体の描き方は最低以下。
ただの「でっかい人間」だ。
全く別の惑星で別の進化をしてるのに、こうなるわけないだろう。
キスシーンとかね、もうなんかあほかと。
コネクタを持ってるってのは非常に面白い発想だったのにね。
ちょっと乗っ取りが簡単過ぎた気はする。
「闇の左手」読んで出直してこいと言いたい。
キャラクター
序盤、主人公が死ぬほど脳なしでイライラする。
海兵隊はあんな頭が空っぽで人の命令も聞けないような人間なのかい?
エンドクレジットでUSMCが協力として名前挙げてたけど、こんな海兵隊=自然破壊の先兵みたいな描き方の映画になんで協力してんのかね。
ヒロインが恋に落ちていくところも「いや、恋愛要素ないと売れないんで…」って感じだった。
大佐は徹頭徹尾かっこ良い。マスク付けずに飛び出すシーンはナウシカのパクリだがそれも良い。
特定シーン
最後のビデオログ、左下見ると「LOG ENTRY 98」と書いてあったけど、あれって過去のビデオログのシーン見るとちゃんと連番になってんのかな。
ちょっとチェックしてみたくなった。
大佐の着地シーンは正直かっこ良い。しかしあそこで悪あがきしてももう決着付いてたしなぁ。
主人公の髪をつかんで引き上げたシーン、あれって手が自由になってるから大佐殺せそうな気がしたんだが。