森博嗣
中公文庫
主人公は草薙。
前作の続き。
ショーとしてティーチャと空戦してて、途中で双方が空砲であることに気づいてぶちぎれて終わり。
多分ここまで三冊のうち、最も退屈。
今の押井映画レベルでアニメ化したら都市部超低空での格闘戦はものすごいものになりそうだ。
P332-P333のすれ違いシーンとかね。
P96 階級が初出。
「もうご存じのこととは思いますが、中尉は、現在さきの戦闘で受けた怪我のため、こちらの病院で治療を受けております。皆さんが、どこかから入手された情報を否定するつもりはありません。今回、彼女をこうして公の場に連れ出したのは、憶測やあるいは故意によるデマによって、彼女の名誉が傷つけられる恐れがあることを危惧しただけのことです。ポスタなどに登場する中尉は、実は空を飛んでいない、というデマもその一つです。こちらの……」男は、僕の方へ片手を差し出し、僕を一瞥した。「注意をご覧いただければ、ご理解いただけるかと」
P97
単語末の長音がある。
その単語は「リバー」。