こりゃ死にに行くようなもんだぜ

いつものように遊んでたら「いるか〜?」と日本語が聞こえて来る。
どうやら初級者三人で一緒に遊んでるらしい。
母集団とはちょっと腕の差があったけど、なんだかわいわいやってて楽しそうだった。


数ラウンドやって、この三人が敵に回った時のこと。
面子に偏りがあって、無茶苦茶押し込んでて、敵は本拠地だけになった。
こっちのチームはその手前の拠点に全員集まり、そこから強襲をかけるような状態。


俺は基本的に防御好きなのて拠点に居残ってた。
そこでこっちの戦線を突破したジープが一台。
三人満載で、件の日本人チーム。
オープンマイクで
「こりゃ死ににいくようなもんだぜ」
と聞こえてきた。
三人に蜂の巣にされる俺。


すぐさまリスポーンすると、フラッグ目の前。
日本人が一人、占領に来ている。
リスポーン直後にそれを倒す。
他の二人は!?
と探したが既に味方が倒した後だった。


なんていうかね、ゲームのクセに無常を感じたよ。
所詮死ぬだけなんだよね。