アイ,ロボット (ウィル・スミスの映画)

アシモフ(あるいはアジモフ)の「我はロボット」が原作かと思ったら、「SUGGESTED BY ISAAC ASIMOV'S BOOK」とあって、インスパイアされだだけという扱いのようです。
ストーリー的には、三原則破れたらもうアウトだろ。
アシモフのロボット物は三原則のせめぎ合いが重要なのにさ。
ということでありがちなハリウッド映画。まぁまぁって感じ。


ロボットの格闘は面白い。
CGは全体的に良いんだけど、車(壊れるけどやたら頑丈。爆発しない。スポンサーだろうね、たぶん)とか、家の解体シーンとか、特定のパートだけ微妙にCG臭さがひどかった。
チャプター31の頭が最低だね。


[ガジェット]

  • 陽電子頭脳は非常にアジモフっぽいが今使う言葉としてはどうも古臭さを感じて微妙だ。
  • 身体の一部だけ機械化しても、がっつり殴られたら胴体側の筋肉も骨格もやられちまうだろう。というのは「攻殻機動隊」の枠外かなんかに書いてあった気がする。


[インスパイア]

  • 「Ghost in the machine」みたいな台詞があって、「あー、攻殻機動隊っぺぇ」と思った。
  • 断絶された橋のイメージは「JM」っぽい。
  • 橋の上での戦闘中、カメラが縦回転って、「あずみ」か?原点がどの作品にあるのかは調べられなかった。ファントムという撮影だかカメラだからしい。
  • 「ユーニーク」


[どうでも良い一言感想]

  • ハリウッド映画の女性はなんで夜中に男を部屋に入れるんでしょうかね。
  • ぬこかわいいよぬこ。
  • チャプター7〜10、15、19、22〜26、32、33、35、36の頭がドアやゲートが開くシーンで構成されてる。頻度が高すぎるから、狙って作ったんだろうね。