電車の中でも吊革につかまるのに必死。
本を読むこともできなくて、しょうがなくぼーっとしてるんだけど、ふと斜め前の人の本が気になった。
肩越しに眺める(IT業界用語でいうショルダーハック)と、どうもそんな重そうでもない普通の小説っぽい。なのに、全然ページがめくられない。
なんだろうこれは、なぜそんな丹念に読んでるんだろう？
もしかして、後ろから覗いてる僕への嫌がらせだろうか？
と思ったらぺらっとめくられた。
「ちょっとこれはカウントしてみよう」と思って、頭の中で１，２，３と秒数をカウントする。
結果、右ページを読み終わったであろうタイミングまで100秒、左ページを読み終わってページをめくり始めたのが204秒目くらい。
表紙がちらっと見えて、「冷静と情熱のあいだ」と。辻ひとなりで角川だっけ？
ということで帰りがけに本屋に入ったら、江国香織の方を発見。
ごく普通の構成で、1ページは40文字x17列。8割埋まってたとして2ページで1088文字。
204秒で2ページだから、分速320文字で1ページ当たり1.7分か。
つじひとなりの方は262ページらしいので、445.4分=7.4時間かかる計算。
経済的っすなぁ。
読書速度計測サイト
http://www.zynas.co.jp/genius/sokudoku/sokutei.html
久々に計ったら、読書速度1153文字/分らしい。
まぁ何度か読んだことがある坊ちゃんでは正確な速度なぞ計測できまい。
