終わりなき戦い

ジョー・ホールドマン
早川文庫

終りなき戦い (ハヤカワ文庫 SF (634))

終りなき戦い (ハヤカワ文庫 SF (634))

「宇宙の戦士」の繋がりが良く挙げられるので読んだ。(ジョン・スコルジーの「老人と宇宙」も同じ経緯だな)
古いSFにありがちな奇妙なあっけなさがあった。
やはり「宇宙の戦士」は偉大だ。
最高に面白い。
それに対して「終わりなき戦い」はかなり落ちる。
ただ、それでは読む価値がないかと言われたらそんなことはない。
一応まぁまぁ派手だし、革新的社会も(文量が少なく断片的だが)描かれてる。
1000年超えて戦争するというのは劇的だし案外悪くない。
ただ、比較対象である「宇宙の戦士」の位置が高すぎるだけなんじゃないだろうか。


面白さ順で並べると


「宇宙の戦士」>>>>>>>>>「老人と宇宙」>「終わりなき戦い」


で、全部面白いんだけど、どっちかといえばこっちの方が面白い、というランキングね。


用語集。


マンデラ
 主人公、UNEFの兵、ウィリアム
トーラン
 敵生命体
縮潰星
 ジャンプに使う、コラプサー
ロジャーズ
 色情狂、マンデラの同僚、生物学
ペトロフ
 まぬけ、マンデラの同僚、人見知りしない
ドゥーゲルシュタイン
 陸軍曹長、オーライ
フリーランド
 マンデラの同僚、ジェフ
シャーマン・ストット
 大尉、三十歳くらい、元少佐
オクタヴィオ・コルテス
 曹長、醜いマッチョ、元上級曹長
マッコイ
 マンデラの同僚、5フィート、ショーン
ボヴァノヴィッチ
 マンデラの同僚
ポッター
 マンデラの同僚、メアリイゲイ
マエジマ
 マンデラの同僚、熱を上げられてる
ウィリアムスン
 スターゲイトの小隊長
<地球の希望>号
 重巡洋艦
クィンサナ
 中尉、<地球の希望>号艦長
シャヴェ
 マンデラの同僚、戦闘服修理
ウィルスン
 マンデラの同僚、医学博士
セオドポリス
 マンデラの同僚、無線技師
テイト
 マンデラの同僚、科学
ホー
 マンデラの同僚、ESP
ボアズ
 マンデラの同僚、言語の天才
デビィ・ホリスター
 マンデラの同僚、?ラッキー?ホリスター、金儲けの才能、ESP
シャヴェ
 マンデラの同僚、ポッターの後任
チン
 マンデラの同僚、P105で死亡、同名多数
編成表
 P121
ネグレスコ
 乗組員
シング
 海兵
バーグマン
 メアリイゲイの部下
ストルーブ
 メアリイゲイの副分隊
ハンスン
 ウィルスンの部下
エステル・ハーモニイ
 海軍
カメハメハ伍長
 マンデラの同僚
ボッツフォード
 スターゲイトの大将
ヤクブ・オジュキュ
 国連事務総長
ゲアリイ・マンカー
 国連探検軍参謀総長、大将
マイク
 弟
ベッテ
 母
サンテステバン
 小隊軍曹
コリンズ
 二等兵
ハリディ
 二等兵
フォスター
 医学博士
編成表
 P242
ジャック・カイノック
 大佐
ヒルボー
 中尉、戦闘士官
アントポル
 艦長
ムーア
 大尉、副官、チャーリィ
アルセヴァー
 軍医
ライランド
 少尉、兵器係
ウィリアムズ
 中尉、航宙士
ブラジンスキイ
 軍曹、猫の飼い主