今回購入した10冊のジャンルは広い。といっても、文学書のたぐいは一切なく、実用書、ビジネス書が中心。景気対策を第一に掲げる麻生首相にとって、「危機を超えて すべてがわかる『世界大不況』講義」(伊藤元重著)は必読か。意外なのがジャーナリストの原寿雄さんの「ジャーナリズムの可能性」。実は同書は07年秋の自民、民主両党の大連立騒動にジャーナリズムがかかわった点を批判している。塩野七生さんの「わが友マキアヴェッリ」は、目的達成のためには手段も選ばない思想家への共感か? 日下公人さんらの「強い日本への発想」も求めたが、実はこれ11月末にも買っていた。
特にここだ。
「わが友マキアヴェッリ」は、目的達成のためには手段も選ばない思想家への共感か?
「マキャベリ」=「目標達成のためには手段も選ばない」なんて発想で書いてるんだろうけど、塩野七生を読んでる人間ならこんなことは書かないだろう。
他のビジネス書は知らんけど、こんだけ売れてる塩野七生を読んでないのに人の読書を批判する記者はクズじゃないだろうか。
と思ったら変態新聞……いや、毎日新聞か。なんだかなぁ。