スカイ・クロラ

森博嗣は有名だが読まず。
ミステリ嫌いなんだよね。


で、押井守ファン。


何はともあれ草薙水素萌え!草薙水素萌え!
ありがちな萌え属性キャラ過ぎるとは思うけどね…。


話は非常に単純。
戦争を永続させるための無限ループ。
戦争前提の社会というと俺の中では「1984年」だなぁ。
必要とする角度はちょっと違うけれども。
設定的にはたがみよしひさの「GREY」の方が近いか。


永続させるための装置の一部であるティーチャーは、しかし話の上では非常に軽い扱い。つうか意味不明でしょ。どんな技術の差があっても無敵なんて有り得ないわけだし。実は仮想現実世界でした、チートしてました、なんていうオチならば話は別だけど。


キルドレという戦士階級は永遠に若い姿を保ち、精神は無限に戦争を行うことに特化すべく改造されてる。
死ぬと同じ人間がまた作り出される。
戦争を永続させるため、という目的に対してはキルドレの機能は最適とは言い難いんじゃなかろうか。違和感が残る。
あるいは大人に同じ一日を繰り返させると、やはり子を持ちたくなってしまうのかな。
不要なエントロピーとしての子。


劇中で読んでる新聞が読売新聞。だから何?
増槽捨てて戦うシーン、なんかそれっぽいなぁ。