内容のない記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151127-00000031-rbb-sci
最近ヤフーにマーケティング関係の記事が載るが、読んでしまうと大変もやもやする。
意外性のあるタイトルだけで中身はすっからかん。何の内容もない記事ばかり。
この記事もWeb広告業界で使う言葉(おそらく既存のモノに新しい略語の名前をつけただけ)を使って何か意味があることを言っているふりをしているだけ。
肝心の所は無料のメディアでは言いたくないから(あるいは単に記事の長さの制約から)ぼやかしていて意味がなくなってるのかな。
要約すると「広告枠の持つ属性をちゃんと伝えること! 適切な値付けをすること! この二つがプライベートマーケットプレイスでは大事!」と言う一行で済む内容だが、そもそもそんなこと考えつかない人いないでしょ。
プライベートマーケットプレイスなるものの説明がないので何か意味の取り違えがあるのかな? と思うが後編なのに前編へのリンクはどこにもないのでわからない。
ヤフーのニュースに再利用される時に必要な情報が落ちてるのかな。
再利用と言うことでは他にも問題があり
今回は、いよいよ導入編です。PMPの仕組みを理解したからといってただ導入すれば良いのではありません。講演では、メディアとしてPMP時代に備え、何を心がけるべきかについて触れられていました。
■PMPを始めるにあたりメディアがすべきこと
そして、小澤氏の講演での肝は次の2点。来るPMP時代に備え、今、メディアがしなければならないことです。
これ編集なしの引用なのだけど、言葉の繰り返しがあまりにひどい。
ヤフーの記事に再利用されることを踏まえて記事を書かなくてはいけないことは確定的に明らかでは。
それから、この繰り返しのせいで筆者の日本語力に問題があることがはっきりと感じる。
「備えて」と言う言葉の使われ方にも非常に違和感を覚えますが、それ以上にこの記事の元としている公演の内容の説明がひどい。
「何を心がけるべきかについて触れられていました」「メディアがしなければならないことです」と、趣旨の説明を二回していますが内容が変わってしまっている。最初はあくまで「心がける」と言う表現なので「すべきこと」は他にあって、その際に心がけることを述べるように見えるのですが、二回目の説明は心がけることではなく「すべきこと」を述べているといっています。
結構ひどい。
これでマーケターなの?
記事のターゲットはマーケターや広告サービス事業者かなと取れるのだけど、いずれにせよ言葉の定義とかどのように受け取られるのかについて鋭敏である人々なのではないかな。
そんなターゲットなのにこんな記事書かせてて大丈夫なのこの会社??
マーケティング的にはかなりの失敗なのではないかなと思うのだけれど、何か素晴らしい狙いがあるのでしょうか。