こういうコメントを待っていた!

しかし著者はCGに金がかかるなどと相当昔から行っていた気がするが。

MTGのデザインに関して一言だけ
By カスタマー - 2015/8/13
MHからGTMへのデザイン変更について、「格好いい・悪い」「新しい・古い」という言葉(評価軸)で語る方々ばかりなので、ちょっとがっかりしています。

MH(含むヘビーメタル)の登場は確かに衝撃的でした。
しかし、MHのデザインには、根本的な「間違い」がいくつもあったのです。

例えば、肘の関節。かつての永野護は、露出したフレームのメカメカしいラインが途切れることを嫌ってか、腕の垂直断面で直交する2軸の関節にしてしまいました。これでは、肘を曲げ、そこから先だけをひねる動作(腕時計をみる、ドアノブを回すなど)が出来ません。前腕をひねって、それに固定されている盾の向きを変えることが出来ないのです。それで、剣戟が出来ますか? 出来ませんよね。
例えば、短い腿と長い脛。すらりと膝下が伸びた立ち姿は格好いいかもしれませんが、短い腿を上げても姿勢に変化がほとんど生まれない、片膝をつく姿勢もとれない。まともに歩くことも走ることも、大きく踏み込んで剣を振り下ろすことも出来ないでしょう。

要するにMHというのは、素立ちが美しい=ただ立っているだけの、けっして動かすことができない案山子だったわけです。
これは、「格好いい・悪い」「古い・新しい」といった主観的・相対的な問題ではありません。MHのデザインの客観的・絶対的な欠陥です。

おそらく、永野はアニメを作ることで、それに気がついてしまった。そして、そんな欠陥デザインで続けることに我慢ならなかった。
その結果がGTMへのデザイン変更だったのでしょうね。

私も皆さんに問いたい、「貴方達が見たいのは『世界最高峰のロボットデザイン』だったんじゃないんですか? 今さらチャンバラも出来っこないポンコツデザインで満足できるんですか?」と。
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