クリミアで武力衝突

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140319-00000001-jij_afp-int
実に胡散臭い。
ウクライナ側の自作自演とか、CIAがなんかやったんじゃないかとか陰謀論が出たら信じたくなるレベル。

【AFP=時事】ウクライナ南部クリミア(Crimea)半島の軍事基地が18日、「武装集団」の襲撃を受け、同国の兵士1人と親ロシア派の民兵1人が死亡した。親ロシア部隊が約3週間前に同半島を掌握して以降、死者が出たのは双方にとって初めて。ウクライナ暫定政権は事件を受け、ロシアとの対立が「軍事段階」に入ったと警告し、兵士らに自衛のための発砲を許可した。

【写真8枚】基地で「軍事作戦」を実施するロシア兵とみられる部隊

 襲撃事件は、クリミア半島をロシアに編入する条約に、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領が調印した数時間に起きた。

 ウクライナアルセニー・ヤツェニュク(Arseniy Yatsenyuk)暫定首相は、同国全土に向けテレビ放映された政府の緊急会議で、「この対立は政治的な段階から軍事的段階へと移行しつつある」と発表。「ロシア兵らがウクライナ軍に向けて発砲を始めた。これは戦争犯罪だ」と述べた。

 アレクサンドル・トゥルチノフ(Oleksandr Turchynov)大統領代行も、「ウクライナの兵士らが流した血」の責任は「ロシア連邦、とりわけプーチン大統領にある」との声明を発表した。


 クリミア地域を管轄する国防省報道官はAFPに対し、クリミア自治共和国の首都シンフェロポリ(Simferopol)の北東にあるウクライナ軍基地を武装集団が襲撃し、兵士1人が首を撃たれて死亡、1人が負傷したと伝えた。

 同報道官は、この武装集団がロシア軍の兵士らなのか、ロシア軍と同じく同半島を巡回している親ロシア民兵らなのかは特定しなかったが、国防省は声明で、同基地が「ロシア連邦の軍服を着た」集団の襲撃を受けたと発表。「クリミア自治共和国に派遣されているウクライナ兵に対し、自己防衛と自らの命の保護のため、武器の使用を許可する」と表明した。

 さらに同報道官によると、親露部隊は18日夜にシンフェロポリウクライナ軍基地を完全支配した。「施設は彼らの完全支配下に置かれている。中にいた兵士らは全員整列させられ、身分証明書を押収された」上で、自分たちが拘束下にあることを伝えられたという。ただ、拘束されたウクライナ兵や襲撃に関与した親露部隊の具体的な人数は分からないとしている。

 一方、クリミアの親ロシア派警察関係者は露インタファクス通信(Interfax)に対し、クリミア半島の「自警団」メンバーの1人が同事件で死亡したと述べた。ただ、この親ロシア民兵ウクライナ兵1人を殺害したのは、近くの場所から発砲してきた身元不明の武装集団だと主張している。【翻訳編集】 AFPBB News