ある意味真っ当な勝俣会長

254 名前: 山師さん@トレード中 [sage] 投稿日: 2011/04/26(火) 23:32:30.67 id:WluJNSKi0
 「今のスキームでは、(賠償金の支払いで)純利益が残らず、上場企業として意味がない。純利益の
なかから一部を賠償金に充てるようなスキームにしてもらいたい」(東電の勝俣恒久会長)。


別に、東電が上場企業じゃなくても構わないしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


えーと。
「上場企業として頑張ってもらう」と言ってる総理大臣と財務大臣の意向を汲むとこういう矛盾があるよね。と勝俣会長は言ってるんだと思うんだが。
誰でもわかると思うんだが、「上場企業として頑張れ、でも利益は全部賠償に使わせるけどね」って、そんなルールでは上場企業である意味がない。


今後無限に膨れ上がり続ける賠償金額の支払いが全額終わらないと配当ができないってわけよね。
配当がない企業の株なんて誰も欲しくない。
ということは株価は低迷する。
上場企業である意味というのは市場で資金調達できることなんだけど、低迷した株価で資金を調達しようとしても実質調達が不可能。
例えば昨年やった増資で調達した5000億円を今の400円という株価で調達しようとすると、12.5億株を新規に発行しなくてはならない。
既存の株が16億株なので、実に78%も株が増えることになる。当然増えれば利益が希薄化して株価は下がる。
(そもそも利益も0で配当も0だからどちらかと言うと需給の関係でクソ下がるだろう)
こんな状態で上場してる意味なんてないだろう。


CDSのスプレッドも高いし、社債金利上げないと買い手がつかないだろうし、当面動かせない原発の代わりに火力をある程度作らざるを得ないけど、一体どうやって資金を調達するんだろうか。


まーともかく。
上場維持は無理ゲーってこった。
国が相当程度保証せざるを得ない。