トップガン マーヴェリック (4DX SCREENX)

初の4DXでの映画視聴。

 

4DXだよという最初の動画ですでに前の方に落ちそうになってちょっと怖さを感じるくらいすごい。(実際は全く危なくないが)

まさに映画というよりアトラクション。

水がスプラッシュして濡れる。

 

最初の空母のデッキシーンからすごい。臨場感が圧倒的。振動、デンジャーゾーン。

横まで投影されるので没入感があるが、やはり色味が違うのでちょっと微妙な気もした。できたらPCとかであるカーブした投射面だったら最高だと思う。風が吹き出す。結構経ってなれてきた頃にシート後ろから叩かれるようなので再度びっくり。耳の脇から、足の後ろから風が吹き温風が耳元で出る。

 

消されたり復活したりと話題になっていた台湾国旗は割と最初の方。

マッハ10目指す有人機計画は目的がさっぱりわからない……。スクラムジェットへの切り替えがかっこいい。

ただ、マッハ10達成して見せつけたあとの行動がちょっと馬鹿過ぎませんか。ほんと正気と思えない。ダイナーで水もらうシーンはかっこいい。ここはどこだ、と聞かれて子供が「地球」って答えるシーンもすごい素敵。

 

敵陣地の説明でPAK FA(今はSu-57というらしい)があるのに予備機がF-14F-14と核施設空爆と言ったら明らかにイランなのだけど、なんでPAK FAがあるの??

イランはイスラム革命前のパーレブ王朝時代、オイルマネーですごい金持ちだった王様が買ったF-14を持っており、アメリカ以外で唯一F-14を運用した国で、なおかつ今なお現役。今も飛ばせるのか知らないけどアメリカからは部品入手できないのに、とにかく存在自体が信じられないくらいオーパーツ

GPSが使えないのはさっぱりわからない。でもともかくわかりやすく低空飛行して山越えて爆弾落として再度引き上げないと行けないのはすごく良い。

一通り説明してくれたなんとか中将がなんか変。動きのなさというか、手をほとんど出さないのがCGっぽく感じる。

 

ジジババ同窓会的。ちゃんと「トップガン」見て予習していけば良かった。

バーで一人一人顔出して来るシーンは割と露骨に登場人物紹介らしい感じだった。登場人物多すぎと思ったがやっぱり私にはほとんどキャラクターが覚えられなかった。

でも多分女性パイロット(フェニックス)とナード(ボブ)が選ばれるだろうなと思ったらやはり選ばれた。あの自信過剰なやつ(ハングマン)は見せ場が用意されるだろうなと思ったら用意された。選抜は途中でトム・クルーズが乗ることになった(これは想定外だった)ので、そもそも単座機は一人しか選ばれない上に絶対ルースターが選ばれるので、ちょっと選抜不公平すぎでは、と思った。全体的に伏線は回収される。F-14が出たらトム・クルーズは乗る。

空戦シーンで一方的に倒しまくるシーンはスカッとする。F/A-18E/Fの映画なのでコブラは絶対出ると思ったが普通にみんな出しまくってて良かった。ROOSTERとの落下しながらバレルロール??するシーンもすごい映像。もっと怖さに振ってもらってもなんとか大丈夫そうだった。

 

女の子のアメリアさんにあったときに「大佐!」って驚いたので階級の高さに驚いたのかと思ったら「大佐!まだ!?」という驚きで面白かった。

 

ビーチでマッチョがキャハハウフフするシーンはふつくしい。あれは良いシーンですね。マッチョが。ストーリー上、要るシーンなのかはわからないですがともかく良かったです。というか長くないですかあのマッチョシーン。そりゃ中将も見に来ますよね。マッチョ。

 

バードストライクのときの耳の後ろからの風がすごい表現良かった。バードストライクで左エンジン故障→右も故障って運がないのか、バードストライクでの影響で二機ともエンジンが逝くこともあるのでしょうか。

弔銃はM-16っぽかった。もっと木製パーツ多い古い銃かと思った。アメリアさんが小さい大人として描かれていて微妙に不快感があった。私が個人的にそういう描き方が好きではないだけですが。

 

アイスマンの後ろ盾がなくなって即降ろされるトム・クルーズ。で、当然独断専行でアタックする2:15はむちゃくちゃかっこよかった。4DXの表現も最高で。

ただ、過去最高の「お前が行けよ」感に襲われる……。

 

空母が登場して「あ、そうだった海軍だから空母だよね」と思った。スーパーホーネット2機載せたエレベーターが降りてきてトム・クルーズが乗ってエレベーターが上がって行くシーンがあったんだけど、2機も載せた状態でパイロット一人載せにエレベーター動かしたの?もったいなくないですか。というか2機も乗るのかエレベーター。ニミッツ級は4基もエレベーターがあって全部2台載せられるとか。凄まじいデカさ。

ブリーフィングで「明白に存在する脅威」という言葉が使われていたのだけど、あれはもしかして「Clear and present danger」?

E-2(C?D?)は今も載せてるんですね。なんか何でもかんでもF-18系になってるイメージがありましたらそれはそうか。

 

タイコンデロガ級のトマホーク攻撃、結構無茶苦茶な数飛ばしていましたが空母がいるので少なくとも他に二隻アーレイ・バーク級がいると思うので一緒に放ったのかな。

というかあれで対空ミサイル潰すわけには行かなかったのでしょうか。トマホークって対空ミサイル反応しないのでしょうか。巡航ミサイルって相当遅いから対抗できそうな気もしますが。もっと低空を地面に沿って飛ぶならともかく。

ある程度話が進んだら明らかに戦闘が起こりそうな状態になってからは、F-35を何機か上げとく事はできなかったのですかね。

 

「ルースター!それは早すぎ!」のシーンは面白かった。あのエンジンの中が赤く光る表現はあれがアフターバーナーとかなんでしょうか。全然わからない。

ハインドだ!最高、むちゃくちゃかっこいい、ハインド。ふつくしい

私が唯一乗ったことがある攻撃ヘリ(の残骸)だけのことはある。

ダガー2アホでは……。

この軍隊、アホが多い。

 

「考えるな、行動しろ」は「Don't think, move」あたりかと思ったら調べたところ「Don't think, just do」だそうで。いずれにせよ「燃えよドラゴン」の「Doon't think, feel」ですよね。

 

 

 

イランのF-14は海軍仕様じゃないからアレスティングワイヤないよなと思ったらちゃんと無しで着陸する。前輪もないのに。

というか、あれをおろしたあとしばらく飛行機飛ばせないだろうから何機か上げておかないとかなり無防備では。第五世代戦闘機持つイランに先制攻撃しておいて攻撃受けることを考えていないとは……。あの自信過剰マンはなんで一人で行ったのだろう。最低2機かなと想うのだけど。あとあの人は帰ろうにも空母上はF-14が落ちてるんだけどどうしたんだろう。

 

トム・クルーズのあのちょっと顔傾けたところを正面から取ってるときに顔ごと目線外すのって癖なんでしょうか。好きな撮られ方なんでしょうか。他の作品でも見た気がします。

予想外なことはあまり起こらず、全体的に安心して見ていられました。

しかしトム・クルーズさすが大金持ちだけあって払下げっぽいハンガーやらP-51やら持ってるの流石ですね。海軍パイロット兼俳優すごい。